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よくある質問

PRYやプラスチックリサイクルに関するよくある質問をまとめました。

ごく一般的な質問から皆様から頂いたプラスチックリサイクルに関する質問をQ&A形式でご紹介いたします。

Q プラスチックユース会のメンバーはどんな人なの?

A プラスチックユース会は20年以上の社歴を持った老舗企業の2代目会であり、これからの資源枯渇や環境保全などをプラスチックリサイクルの観点から考え、広く情報を発信していくために発足した会です。ですから30歳~50歳の若いメンバーで構成されています。

Q プラスチックの端材はお金になるのですか?

A まとまった量があれば、基本的にはお金になりますが、これだけで商売をするのは難しいかも知れません。むしろ、廃棄する際の費用が削減できたり、ゼロエミッション上有利に働いたりすることのほうがむしろ大きいと思います。ただ、分別してきちんと品質を保てば、貴重な資源となると思います。

Q プラスチックの種類はどうやって見分けるのですか?

A プラスチックの種類は多く判別は難しいものも多いですが、最近はパッケージなど製品にリサイクルマークが記されています。ペットボトルや容器包装のフィルムや発泡スチロールなどは判別しやすいものですが、その中でもいろんな混ぜものがあったりするため、実際には発生プラスチックをを、個々に判別し引き取りしているというのが現状です。

Q 工場でプラスチックの廃材が出るのですがどうしたらいいですか?

A メンバーの工場やシステムで回収できるかどうかは、プラスチックの品質や材質によります。会員企業工場でも得意不得意があるので、お問い合わせください。
もっとも重要なのは、プラスチックの種類ごとに分別がされていること、トラックで引き取りに行くのである程度の物量が必要なことです。
メールの問い合わせなどで、必ず聞かれることとしては、、、、
発生場所、プラスチックの種類、物量です。メールをいただいて会員で相談し適切な企業が対応しますので、お気軽にお問い合わせください。

Q どうすればリサイクルをしているところを見ることができるの?

A 本プラスチックリサイクルユース会は、業界でも珍しい全国規模の会です。
東北から九州までメンバーが参加しています。特に教育関連でいえば、
見学は基本的に可能ですので事務局までお気軽にお問い合わせください。

Q プラスチックリサイクルがCO2削減になるって本当ですか?

A 本当です。プラスチックは石油化学製品からできていますので、原料から作ればそれだけエネルギーを使います。もちろんリサイクルもエネルギーを使いますが、石油から作るより大幅にエネルギーを使いません。少なくともユース会の会員のリサイクルは98%以上を原料化でき、一般的にプラスチックリサイクル比率の通念になっている50%ではありません。またプラスチックは熱をかければ何度でもリサイクルできることを考えるとCO2削減効果は計りしれません。

Q プラスチックはどんな機械でリサイクルするの?

A プラスチックはルーダー(ペレタイザー)という特殊な機械で原料にされます。
たとえば、プラスチックフィルムを例にとると、物流センターより排出・回収されたプラスチックフィルムを工場で細かく粉砕し、製品に使いやすいように添加剤やブレンド(混合)、着色をしてルーダーという機械にかけてペレット(俵のような形状で大きさは米粒程度です)という形状にしていきます。性能などをチェックしながら一品一品、紙袋(25kg)に詰められて出荷されます。ですから意外と手が掛っています。

Q リサイクルされるプラスチックにはどんな種類があるの?

A 身の回りにもたくさんのプラスチックがあると思います。プラスチックと一口にいってもたくさんの種類があります。
プラスチックには大きく熱硬化性プラスチックと熱可塑性プラスチックがあり、ユース会のメンバーが長きにわたり、リサイクルをしているには熱可塑性プラスチックという種類です。特に汎用5大プラスチックであるHDPE、LDPE、PP、PS、PVCというプラスチックに関しては、古くからリサイクルが盛んです。
最近ではエンジニアリングプラスチックという工業製品に使われるリサイクルも進んでおり、資源枯渇の現代ますます、ニーズが増えています。

Q エコキャップってどんな風にリサイクルされているの?

A エコキャップ運動というのはペットボトルキャップのリサイクルで得た利益の一部をワクチンなどに寄付をするという活動で、エコキャップ推進協会等が働きかけてリサイクルを行っています。とはいっても、実際のリサイクルの活動は我々ユース会のメンバーが大きくかかわっており、大量のエコキャップをリサイクルし、プラスチック製品に使っております。

Q プラスチックのリサイクルっていつからあるの?

A 日本のプラスチックリサイクルの歴史は日本にプラスチック(合成樹脂)が普及し始めた50年前からありました。使用済みプラスチックは熱硬化性、熱可塑性と大きく分かれますが、熱可塑性プラスチックは、熱をかければ何度も再生できるため、リサイクルには非常に向いた材料です。ユース会のメンバーは特に20年以上の歴史を持つ、リサイクルのパイオニアです。

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